
皆さんこんにちはN式の内藤です。
以前に高値の選定が重要だと解説したのですが、今回も高値の選定の重要性を再確認していきたいと思います。
最近(今週特に)よく寄せられるご質問で『トレンド転換』についてのご質問が多く、その転換との関連性が非常に高い高値の選定について回答していきたいと思います。
まずは下記の簡易イラストチャート①をご覧下さい。
最初に上昇の5挙動が完成したとします。
※ここでは前提として、各挙動も正しい比率になっている事で5挙動完成として話をします。
このイラストチャートで読み取れる事は100.0の位置。
即ち、高値の選定です。
高値によってはリトレースの数値も変わってきますし、上昇の5挙動自体も変わってきます。
※赤色水平線と青色水平線の高値が2か所あります。
最新のN式ではどちらか一方に絞るのではなく両方とも考えていきます。
この両方とも考えることで、よくご質問である「ここでは目線を上で見ていたのですが、急に下を突かれて大きく負けた」のような"想定外の負け"が無くなります。
裏を返せば"想定内の負け"であれば全く問題ないと言う事です。
次のイラストチャート②です。
上記のように「最後の安値を下抜けたから下目線だと思うのですがそうなりません」と言うご質問。
何かの参考書に書いてあったとかだと思うのですが、私はそのような見方だけで判断はしません。
似たような考えはありますが実際はもっと深く、そこには構造が存在しますので安易な思考や考えでは理解は難しいのでここでは割愛します。
※サポートクラスでは解説しています。
上記と逆のパターンで、今度は高値を超えてきたから上目線の考え方になってしまう場合です。 イラストチャート③
ここで高値を超えたからといって安易に押し目買いでもしようものなら奈落の果てに落とされたような下落を食らってしまいます。
場所によっては下記のような大下落(赤点線ライン)を狙える所もありますが、どこでも無暗にトレンドライン(赤斜めライン)のようなものを勝手に引いて、下記の赤点線ラインのような下落を狙うのは難しいと思います。 イラストチャート④
5挙動の上昇であるならば下記の赤ラインが正解で赤ラインを挙動として下抜けた所から修正又は下向きの修正推進の始まりと先ずは見るべきです。イラストチャート⑤
という訳で、下記のイラストチャートの赤矢印からのショートは上記の説明のどちらにしても’’完全に逆張り’’にあたります。 イラストチャート⑥
さらに下記チャートの青矢印からの買いは【修正の逆張り】になりますので注意が必要です。
このようなエリアでドテンをしても構造が分かっていないと運任せの’’天才トレード’’になります。 イラストチャート⑦
さらに下記の赤矢印からのショートは、トレンドの逆張りになりますので大きくやられる可能性がある逆張りです。(逆転負けパターン) イラストチャート⑧
上記のような上がったり下がったりのエリアで上下に縦横無尽に"切り取り"が出来るスーパートレーダーなら問題ないですが、実際には連続で切り取りは難しく、それが出来るのならばもっと長期足でのガチホ(長期保有)をしているはずです。
私にはそれが出来ないので切れ目(修正終わりだと思われる)でのアタックを自分の軸として戦っています。 イラストチャート⑨
今週もサポートクラスでは、"上目線"を共有して買いのフォーメーションが上手く機能したと嬉しいフィードバックも頂きました。
これらの詳しい解説は振り返り動画で解説していますのでそちらをご覧下さい。
それでは今週も最後までご覧頂きありがとうございました。





















