
皆さんこんにちはN式の内藤です。
今週はエリア的に大きな下方向への修正を充分に気をつけつつ、更に上に推進する動きを取るために壱ノ型監視からのロングがかなり有効だったのでその一例をご紹介します。
※ 壱ノ型テキストは最新版を近々更新しますのでお待ちください。
最初に掲示するのがゴールド30分チャートになります(下記チャート)
ここでまず最初のキーポイントになる動きが3/21(金)23:00に付けた安値の下落。(下記チャート)
この下落の動きが’’値動きの見方’’の分かれ道になるのではないかと言う事です。
分かれ道だと仮定した場合、その値動きを注意深く見守るためには前日20日(木)に付けた安値の動き(下記チャート)に惑わされず(思い込まず)最低でも2通りの見方をすれば今回の上昇も想定内の動きとなるのではと考えられます。
では2通りの見方とはどう言う事かと言うと、
上記のチャートの下落に対してまずは単純にあまり深く考えずに"下落"の1波又はA波とカウントする事。
安易ですがこれは必要な考えであり、現在振り返れる相場の動きを全て分析した必ず知っておかなければならない基本であり、今までの相場(株価)の動き方の成功モデルのためこれを覚えずして相場を語る事は出来ません。
また、歴代の研究者たちが発見した成功モデル集ですからこれを知らなければ原理原則もへったくれもありません。
例えるなら家の作り方を知らずに家の構造を語るようなものです。
これが分からないと単なる感覚やそう見えるとかそうなっているみたいな考え方になり、そうなると自分以外には伝わらないし、向上しようにも向上出来ないしその時は出来たように感じても継続性は全く認められないのです。
私も最近それに気付き、何故そうなるのかを理論的に数値や形状も絡めて説明するように努めています。
基本が分からずに応用など出来ませんし基本から逃げていてはいつまで経っても池の中の鯉のように同じような場所をウロウロして変わった気になりますが、結局変わらず時間とお金の無駄遣いをする自分に最後に残るのは自己嫌悪が関の山です。
話が少しずれましたが、上記のチャートの下落(19:30)が下落の1波やAはではなかったらどうでしょうか? ←場合のA波とは5挙動のA波という意味です。
要は、ここが修正波だとするならば今後どのような動きが予測されるでしょうか?
だからといって修正波一本に絞って当たらない勘に頼ったり、無い知識から導き出せる考察で予測したりする事はたまたま当たったにすぎず継続性や構築もありませんからダメですよ。
あらゆる可能性を考えるんです。
考えるには知らないといけないことがあるわけです。
知っているから待てるんです。知らなければ待ちようがありませんし、大事なところで待たずに、行かなきゃいけないところで待ってしまいます。
最後にこの下落をどうとらえるか?
この下落を直前の上昇を1波と捉えての2波とだけ捉えるのはかなり危険です。
その考え方だけでは間違いなく逆を突かれることでしょう。今回はたまたま大丈夫でしたが。
こういった所を高値安値の切り上がりや切り下がりだけで見てしまう人は多いです。
なぜならどこでも上か下かのトレンドが存在すると思ってしまっているからです。
修正波にはトレンドの高値安値の概念は通用しませんから波の挙動や形や比率や現在位置で判断していくしかありません。
ただし巷にあるような考え方や見方でははっきり言って効果はないと思いますし、ほとんどの人があまり理解していない状態でSNSやブログ等で発信してしまっているのではないでしょうか。
という事で、チャートには必ず予兆や答えにつながるヒントが必ず現れます。
最新のN式を学ばれている方(現状ではサポートクラス)なら分かると思いますしこれからもどんどん新しい見解やテクニカルを提供していきたいと思います。
今週の振り返りは動画にて詳しく解説していますのでそちらをご覧下さい。
それでは今週も最後までお読みいただきありがとうございました。