
皆さんこんにちはN式の内藤です。
今回は環境認識の話になりますが、以前に環境認識する時は「木(枝)を見て森を見て木(枝)を見て」と掲載したと思いますがこれはどちらか一方だけを見ていては上手く行かないという事。
比較的大きな時間足でトレードする場合にはその見ている時間足が実際にはどのような動きをしているのかを小さな時間足で確認することが大事になってきます。
どちらか一方しか見ていない場合で上手く行くときもあるが上手く行かない時もある。
こういう場合は環境認識が足りていない場合が多いのではないでしょうか。
転換する時としない時の違いは、正に『するかしないかの転換ポイントが大きな時間足で見た場合にどこに当てはまるか』これに尽きます。
だから「木(枝)を見て森を見て木(枝)を見て」なんです。
これをしないと逆行しても気にならない位のサイズでしかエントリー出来ないし、得られるリターンも少ないので早く資金を増やしたくなってナンピンや乱れ打ち等、いずれメンタル崩壊につながってしまいます。
例えば、木(枝)だけ見ている場合を例にとると以下のようなチャート形状はあるあるなのではないでしょうか?
例えば上記のチャートの安値から上昇の動きを見て一般的には何となく戻り高値を超えてきたから『1波が出た!』『このまま上昇すればMAがゴールデンクロスして上昇する!』みたいな見方があるとします。
実際そのようにこの後上昇する場合としない場合の違いは何なのか?
それが環境認識やテクニカルによって導き出せる訳です。
要は上記のようなものはテクニカルではなく、そのようなポイントでどのようなテクニカルが作用しているか?が重要なんです。
MAがクロスするとかしないとかは、テクニカルとは呼べず、単なる結果論でしかない訳でそれはその時間足でのポジションが集まりやすいポイントと覚えておきましょう。
実際に上記の上昇が1波なのか、A波なのか、C波なのかを解読するには小さな時間足を見て挙動を確認して、大きな時間足でそこに組み込まれるべき挙動になっているか?
ここまで見ることによっておおよそ確認が出来る訳です。
実際のこの後のチャートを見て下さい。
1枚目のチャートの段階で挙動を確認すると、これは最低でももう1挙動は伸びる可能性がある上昇であり、ポイント的にもここから上昇してもおかしくないポイントであります。
ただし、修正波には注意しなければいけません。
分かる人には分かると思いますが、これだけ上昇しても修正波である場合があります。
そこは常に気を付けて監視しないと逆に大下落していってしまいますからね。
最後にこの場面でのロングエントリーと、そこまでのショートエントリーのエントリーチャートをご覧下さい。
まずはそこまでのショートエントリーから。
エントリー②に関しては修正波の初動の可能性もあるので不要だった気もしますが、エントリー③の上昇の仕方を見てほぼほぼ下落する波と認識して追加しました。
ショートエントリー後に上昇からの押し目買いです。
押し目買いの具体的なやり方も振り返り動画で解説してります。
今週は計3トレードで1回が分かれ道での修正延長で’’プラスの損切り’’逃げと、この2トレードでした。
この辺りの詳しい解説は振り返り動画でお楽しみ下さい。
それでは今週も最後までお読みいただきありがとうございました。