皆さんこんにちはN式の内藤です。
今回は主なトレードの振り返りと共にリトレースについての考察をしていきたいと思います。
まずは下記の画像をご覧になって下さい。
ここでは然るべきポイント(短い水平線)で反応してからの戻り(リトレース)から青色〇で買い上げて(押し目買い)いる状態なのですが、
間違いや思い込みで次のようなやり方をしている方がいらっしゃいます。
そのやり方とは、単純に進行方向(自分が思っている方向)に対してのリトレース38.2%戻し、半値戻し(50%)のみで、
内部の動きを完全無視して推進(トレンド)を求めてしまうという考え方です。
この考え方の人はのちに「最終的に勝てばいい!」と言い出します。
「勝てば良い!」→勝つまでやる=内容なんてどうでも良い→「負けるのは間違い」という発想に辿り着いてしまいます。
しかしそうではなく勝てれば何でも良い=自分のスタイルが無い=軸が無いから勝ってもなんで勝ったのか分からないんです。
だから何で負けたのかも分からないから「間違っていた」という解釈(思考)になってしまうんですね。
ですからリトレースと言っても奥が深いんです。
私の場合は上記の画像の例で言いますと、然るべきポイント(短い水平線)自体が実は【リトレース】なんですね。そこでのしっかりとした反応を見ている訳です。
そこでしっかり反応するならば押し目買いをしていきます。
ここでは損切りが設定できる(一日の許容損失)ライン(値)まで落ちてきたら買うだけです。
そうでなければ買いませんしそもそも資金管理を無視したトレードの構築につながり勘に頼ったトレードや何となくのトレードをしちゃいます。
これではだれも真似できません。
次のトレードを見ていきましょう。
こちらは丁度サポートクラス中に出た動きになります。 ほぼ完ぺきな値動きを勝ち取ることが出来ました。※この後の値動きは慎重にならざるを得ませんが。
こちらも完ぺきなリトレースでの反応を一度確認して2回目のリトレースポイントで売っています。
この1回目と2回目の戻しのポイントは同じ挙動になるんですね。
意味が分からない人はもっと勉強して下さい。分からない自分をそのままにしていては一生分かりませんからね。
さらに引いている斜めの青ラインの位置も挙動(リトレースも含む)を考えた場合はこのような配置になるはずですね。これは簡単です。
このようにリトレースと言っても色々深いんです。
例えば進行方向に対して0→100でフィボを引く場合を例に取ると、
①たまに大きく勝てるが大きく負ける人は「何%戻したから」とリトレースのみを見てしまいます。
②理解している人は「50%まで戻ってきたから二つの波として’’も’’見ることができる」「61.8%戻して反応したら2つの波が完成した」「動きが出揃うまで待とう」
①の人は一方方向しか見ていないのが分かりますよね。 主観による目線固定が招く結果と言えるでしょう。
②の人は多角的な目線で方向を定めているのが分かるはずです。要はテクニカルってやつですね。
テクニカルは政治がどうとか経済がどうとかの理由で決まる訳ではないのです。というかそうでなくては普段からテクニカルやってる意味無いですし、普段やってるテクニカルはなんなのってなりませんか?
というわけで、①に当てはまる人は要注意ですのでしっかり改善できるように頑張ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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