
皆さんこんにちはN式の内藤です。
今回は誰もが一度は味わった事がある相場における『行って来いの動き』をテーマにしていきたいと思います。
良くある動きでもある下がったら(上がったら)元に戻ってくる動き(大小関わらず)はトレードをやっていると必ず遭遇します。
値動きはフラクタルである以上、大小関わらず現れるので小さな〈行って来いの動き〉はほとんどの方は気にしないと思いますが大きな〈行って来いの動き〉はかなり警戒するかと思います。
しかし〈行って来いの動き〉をテクニカルでしっかり理解していないと警戒の仕様がありません。
さらに小さな〈行って来いの動き〉を気にしていない時点では必ず大きな〈行って来いの動き〉は500%食らいます。
小さな値動きなんてノイズと面倒臭く片付けてる人は何が何だか分からずこの先も食らい続けることでしょう。
最近のゴールドの値動きで見れば2月6日(木)の下落から上昇、再度下落の動きは言わば「全てセットとして考える」必要があります。
さらに2/5(水)の下落から全てセットとしても同時に考えなければなりません。 <下記チャート参照>
修正波の動き
『セットで考える』 ←この意識があるか無いかで今後、大きな値動きが取れるか取れないかの分かれ道になります。
※たまたま取れたものは問題外です。
もちろん「修正波はいつ終わるか分からない」注① という研究結果がある以上「ここで修正波は終わる」と断言できるわけではありませんが、少なくとも【切れ目、節目、分かれ道】は想定できますので相応の対応は出来ます。
注①/修正波のレベルサイズの問題であり、挙動での終了地点は把握できる。
上記のチャートの場合は1本目の青矢印(下向き)の終点(安値)が切れ目、節目、分かれ道になります。
当然ここから大上昇もあり得るポイントです。
が、同時にもう一つ動きが残されていることが分かります。(特に上級者の方ならほぼ分かると思いますが)
その動きこそが次の赤矢印での上昇の動きとなります。
この動きこそ【行って来いの動き】と一般的には言われています。
一般的に言われていることはすなわち、テクニカルで解析できない人達がそう言っているだけでありテクニカルトレーダーにとっては『絶対に知っておかなければならない値動き』なんです。
この値動きを含む『絶体に知っておかなければならない値動き5選』としてN式サポートクラスでも共有したばかりでもあります。
これをある程度習得できれば利確やエントリーポイントの制度は抜群に上がりますが単純に[エントリー場所=利確場所]にならないのはエントリーと利確は同じではなく、利確の方が難しいのです。
このメカニズムはまた別の機会でお話したいと思います。
というわけで、修正波終わりのエントリーになります。
<エントリーチャート>
’’このエントリー’’で言えることは、【行って来いの動きを待て】という事です。※テクニカル名ではフラットという事です。
よくトレーダーの仕事は待つことと言われるくらい重要な「待ち」ですが、残念ながらほとんどの方がただ漠然とエントリー出来そうな(上がりそう下がりそう)場面を待っているだけでプラス勘定が必然的に優位に立ってしまい当然我慢できずに無駄なエントリーばかりしてしまっている印象しかありません。
しかし「待つもの」が分かれば待てるんです。
待つ形が分からなければ待ちようがありませんし人間なので考えてしまい→無い知識で考え自滅というルーティンが出来上がります。
最後にこのエントリー周辺を環境認識チャートで見てみますと以下の通りです。
正に行って来いの動きそのままですね!
今回は【行って来いの動きを待て】というお話をさせていただきましたがサポートクラスではより詳しく解説し振り返り動画では更に詳しく解説していますのでお楽しみ下さい。
それでは今週も最後までお読みいただきありがとうございます。